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熱き人間讃歌。
山梨県北杜市八ヶ岳のふもと、自主運営の「森のピッコロようちえん」。
「森のピッコロようちえん」は、文部科学省に認可されず、認可外保育施設にも認定されず、幼児教育無償化の今、その制度にも乗らずに北杜市の片隅で活動しています。
「平和な社会の担い手を育てる。子どもたちが自分で考え、自分で決める」との保育理念で、日々奮闘中の中島久美子代表。
子育て情報誌「ちびっこぷれす」に2017年6月から2019年4月の間連載された原稿に、書き下ろし原稿と対談を加えて、完成した1冊です。
〈書き下ろし〉私と森のピッコロようちえん
〈対談〉「違う」って、かっこいい!! 対談者 菊池省三(教育実践研究家)
「子どもたちが自分で考え、自分で決める」とはどういうことか。
日々のエピソードが静かに語られます。
教育混迷の時代を照らす珠玉の1冊。
生き生きとした子どもたちの姿と、豊かな自然を映したカラー写真満載。
中村堂創業満10年記念出版 第2弾です。
「森のピッコロ物語 信じて待つ保育」
○ も く じ ○
はじめに
1-1 きまりを守る子
1-2 北風と太陽
1-3 子ども理解
1-4 白い花
1-5 キノコ
1-6 子どもを見る
1-7 ケンカの仲裁
1-8 神様のムスメさん
●私と森のピッコロようちえん
2-1 ランドセルミーティング
2-2 おじさんが笑った
2-3 大和神社
2-4 やったことないから
2-5 まさかの年少児
2-6 森の学校での話し合い
2-7 お泊まり保育
2-8 子どもにとってのいい社会とは
【菊池省三氏との対談】「違う」って、かっこいい!!
3-1 台風の日
3-2 年長ミーティング
3-3 絵本『かりのけいこ』
3-4 応援団
3-5 群れで育つ
3-6 鬼の気持ち
3-7 2つの気持ち
3-8 叱るとは
おわりに
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【対象読者】保育者、保護者、教員、教育関係者
●著 中島久美子
●写真 加々美吉憲
●対談 菊池省三
●定価2,200 円( 本体2,000 円+ 税10%)
●ISBN 978-4-907571-91-7
●Cコード 0037
●A5変型判(148 ミリ×198 ミリ) 160 ページ オールカラー